痴漢は死ね(「ゴールデンスランバー」)

「ゴールデン・スランバー」の伊東四郎が最高に良い。

「あいつが素っ裸で生まれてきた時からずっと見てきてるんだ。
信じたいんじゃない。知ってるんだ。付き合いが長いんだよ。」

国家権力が虫けらのように踏み潰せると思っていた男の、家族の、底力をこれでもかとばかりに見せてくれる。こんなに胸のすくような啖呵を切る父親は見たことがない。真っ当な親に真っ当に育てられた男の奮闘振りには抜群の説得力がある。

「痴漢は死ね」

昭和の親父ここにあり
だ。

<関連記事>

「間借り人の映画日誌」より『ゴールデンスランバー』

こちらでも伊東四郎さん演じる父親を「かっこよくて、痛快」と書かれていました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です