「もう一つの人生」といえば?

「あの時、自分が別の選択をしていたら?」
「今の自分は、この人生を選択したのか、それとも運命に従ったのか?」
そんな問いを何度も自分に投げかけて。
選択の結果としての今を肯定できるかどうかを測る基準は、表面的には結果の良し悪しなのだけど、それは実はどこまで行っても相対的なものなので。だから結局はその選択に働きかけた自由意志の有無が実は大事だったりする。
映画ならば、自由意志の存在そのものを肯定し、意志で選び取った未来にハッピーエンドが用意されていることもあれば、自らの選択の結果として過酷な運命を受容しなければいけない作品もある。
自ら選び取った幸せと、自分で選択した悲劇。
本当の希望はどちらの側にあるのでしょうか?

岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
トム・ティクヴァの「ラン・ローラ・ラン」
キェシロフスキの「偶然」

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