原作・脚本はウェス・アンダーソン。主演はレイフ・ファインズ。
伝説のコンシェルジュと彼を師と仰ぐベルボーイを中心に、年老いたベルボーイの昔語りとして展開する。
エンドロールは必見。
おもちゃ箱の、その最後に(「グランド・ブタペスト・ホテル」)
おもちゃ箱のような、玉手箱のような、映画の楽しさ、映画の可能性をギュッと詰め込んだ映画。 キャスティング、編集、美術、どれも手を抜いてないが、音楽も良かった。 刑務所(留置所?...
続きを読む名もなき人々の思い出に(「グランド・ブタペスト・ホテル」)
昔語りの映画の中にレイフ・ファインズというと、何やら「イングリッシュ・ぺイシェント」も思い出されてきて、全く異なる男をそれぞれに魅力的に演じることが出来る彼はなんと幸せで類まれな才...
続きを読む伝説のコンシェルジュと偽者と(「グランド・ブタペスト・ホテル」)
2016.7.7 僕たちの周りには色々な人がいる。 美辞麗句を並べて他人を先導しようとする者 力を背景に人々を恫喝しひれ伏させようとする者 有り余るほどの財産に飽き足らず尚...
続きを読む名もなき人に光を(「グランド・ブタペスト・ホテル」)
「名もなき人に光を当てるのが自分の仕事だ」 僕の大切な友人がそう言っていた。 作家、歴史家、ジャーナリスト、学者、政治家、そして映画監督・・・ 「私は歴史に名を残すために映画...
続きを読む