台湾の映画監督エドワード・ヤン(楊徳昌)の特集ページです。
あまりにも早く天国に旅立ってしまった彼について、彼の作品について、彼の作品から広がる世界について、語り合えればと思います。

楊徳昌への手紙

これは何通目の手紙でしょうか? 誰かのことをとてもとても大好きで、大切だと思ったとき、わたしはいつもこうして手紙を書きます。「この気持ちをあなたに伝えたい。」そういう思いが手紙を...

続きを読む

楊徳昌(エドワード・ヤン)の仕事

楊徳昌(エドワード・ヤン) 1947年11月6日 上海生まれ 49年に台北に移住。交通大学電気科学士号取得後、アメリカに留学し、電気工学の修士号を取得する。サウスカリフォルニア...

続きを読む

参考資料

楊徳昌参考資料一覧 【書籍関連】 -劇場公開時のパンフレット- 「クーリンチェ少年殺人事件」 シネカノン/600円 98年に再度公開された3時間版のパンフです。 緻...

続きを読む

「クーリンチェ少年殺人事件」3時間版の魅力について

そして僕は恋をした。 彼女が誰なのかはわからない。 だけど彼女は僕を真っ直ぐに見つめ、僕に微笑み、涙を流し、 時には僕を突き放し、時には僕を優しく包んでくれた。 そして彼女...

続きを読む

二人で照らす、二人で繋ぐ

二人が道に迷ったとき、手にすべきものは彼女を自分のものにするナイフではなく、暗闇を照らす懐中電灯。 片手に懐中電灯を持ち「変わらない世界」の深い闇を照らして、そして、もう片方の手...

続きを読む

「海辺の一日」

楊徳昌の追悼上映で1度だけ六本木で見た。 楊徳昌っていう人は長編一作目の「海辺の一日」の頃からかなり完成されていて驚きなんだけど、その後も作品を重ねる度に着実に洗練されていく...

続きを読む

「エドワード・ヤンの恋愛時代」

僕の隣にいる彼ら。彼らはみんな 愚かで滑稽で一方通行で我がままで意地悪で女々しくて自信がなくて素直になれなくて・・・ でも優しい。切なくて涙が出そうになるくらい優しい。 ...

続きを読む

「A One & A Two」

「ヤンヤン夏の想い出」の原題の「a one & a two」について、楊徳昌はこんなことを言っています。 「この映画は人生における1+2と同じくらいに、とても...

続きを読む

鉄腕アトム

楊徳昌の手塚治虫好きは有名で、幼い頃の彼は手塚漫画の海賊版を作者の名前も知らず読み漁っていたそうです。わけのわからない台湾名を当てられた漫画を読んでも、やはり手塚の作品は輝いていて...

続きを読む

イッセー尾形

楊徳昌の作品の中でもこれだけバラエティ豊かなキャスティングは初めてだと思うのですが、その中でも最もユニークだったのが日本人として唯一人登場したイッセー尾形でした。 イッセー尾...

続きを読む

楊徳昌と侯孝賢

不仲説も囁かれていた台湾ニューシネマを代表する二人の「真相」を候孝賢自身が語った。 本当の仲間っていうのはこういう関係のことを言うのだろうなぁ。 楊徳昌のいないこの世界...

続きを読む

「ヤンヤン 夏の想い出」予告編各国版比較

日本版 演出は岩井俊二監督。 https://www.youtube.com/watch?v=WtB1ncsW2T0&t=16s 米国版 h...

続きを読む

Jam

三年生になった娘が同じクラスの男の子から手紙をもらった。僕にもあっさり見せてくれて、読んでみたらラブレターだった。まるでラテン系の男性が書くような熱烈な文章で、父親目線のバイアス...

続きを読む