2019年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 sudara1120 アイス・ストーム アイス・ストーム 今年最も印象に残っている作品の一つである「ウィンター・ゲスト」と共通するところが多く、この作品もまた僕にとって忘れられない一本になりました。 アン・リーという人の人物描写の巧みさにはいつも感心してしまうのですが、その手腕 […]
2019年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 sudara1120 バッファロー’66 バッファロー’66 とてもカッコ悪い映画です。 「カッコ良いこと」はそれほど「カッコ良いこと」ではなくて、「カッコ悪いこと」が実はとても「カッコ良いこと」だということを恥ずかしげもなくカッコ悪く語っています。 愛し方が上手でないからといって […]
2019年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 sudara1120 ショートカッツ 懐かしの80年代(「ドニー・ダーコ」「ショートカッツ」) 選曲に意図があるのか無いのか分からないけど「80年代ヒットソング」が流れる会場で半日ほど勤務した。 80年代に青春真っ只中を過ごした僕にとって80年代懐古はそれなりの意味を持つのだけど、その80年代懐古自体の意味合いも少 […]
2019年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 sudara1120 ドニー・ダーコ ドニー・ダーコ この映画は時間を遡る映画。遡ることを楽しめる映画です。 28日と6時間42分12秒 謎解きの楽しさ、ラスト数分間で一気に収斂する伏線の数々を反芻するなら、これくらい遡ればよいのですが、僕はもっともっと時計の針を戻すことに […]
2019年10月25日 / 最終更新日時 : 2019年10月25日 sudara1120 パフューム ある人殺しの物語 パフューム ある人殺しの物語 絞首台に乗せられた主人公が最後に見たものは? これから始まる処刑を前に狂喜する群集。憎悪の視線も、罵詈雑言もその全てが自分ひとりに向けられたもの。やがて体に打ちつけられる硬く重い棒。その中で彼は今まで自分が会うことの出来 […]
2019年10月24日 / 最終更新日時 : 2019年10月24日 sudara1120 愛は静けさの中に 本当の強さ(「ブルースカイ」) 今日も青い空を見ながら「ブルースカイ」のジェシカ・ラングのことを思い出していた。 人間の本当の強さっていうのは、それを発揮すべき時に初めて現れるもので、そうでないものは別の言葉に言い換えられることも多いかなぁと。 例えば […]
2019年10月24日 / 最終更新日時 : 2019年10月24日 sudara1120 空の青さを知る人よ 空の青さを知る人よ 自分が経験したことだけが記憶ではなくて、時も場所も人もゴチャゴチャなのに、それは間違いなく自身の記憶であったりすることが多分ある。 家族、青春、恋、夢、姉妹、友達、山の壁の中の町、町役場、廃トンネル、懐かしい歌・・・ 自 […]
2019年10月18日 / 最終更新日時 : 2019年10月18日 sudara1120 アマンダと僕 逃げる(「海よりもまだ深く」「東京兄妹」「アマンダと僕」) こんな時だからこそ、こんな時代だからこそ、僕は逃げて逃げて逃げ回って、日々の暮らしを丁寧に誠実に描いている映画を見ていたい。そういう日常を積み重ねている人の心に触れていたい。 「海よりもまだ深く」とか「東京兄妹」とか、そ […]
2019年10月12日 / 最終更新日時 : 2019年10月12日 sudara1120 ジョゼと虎と魚たち ジョゼと虎と魚たち 「それもまたよし・・・や・・・。」 別れても友達になれない相手との別れを経験して、皆大人になっていくのかなぁ?何かに惹きつけられて、恋に落ちてしまうことと、一緒に暮らしていくことは違うのかなぁ?怖気づく事だって、逃げ出し […]