2025年3月13日 / 最終更新日時 : 2025年3月13日 sudara1120 楊徳昌(エドワード・ヤン) ANORA アノーラ 全てのものを金に換算して、関わるもの全てを奴隷のように扱うゲームの中に僕たちのジカンの大半は搾取されています。時にはカラダとか、ココロとかまでも。ゼロサムゲームとはよく言ったもので、粉飾に粉飾を重ねて膨れ上がったように見 […]
2025年2月21日 / 最終更新日時 : 2025年2月21日 sudara1120 ぼくのお日さま ぼくのお日さま 陽の光が射し込むリンクでの二人の息の合ったスケートが、とにかく美しくて、やっぱり僕も拍手をしたくなってしまいました。少しずつすれ違っている思いが、あの時だけ、奇跡的に少しずつ噛み合って、それがあの素敵なスケーティングとし […]
2025年1月24日 / 最終更新日時 : 2025年1月24日 sudara1120 孤独のグルメ 孤独のグルメ 「俺は美味そうに食べるから、後から来た客は、皆、俺と同じものを注文するんだ」が、父の口癖で、そんなことを自慢するのは、ちょっと変わっていると感じつつ、子供心に、それはそれでカッコいいと思っていた。一匹狼の営業だった父は神 […]
2024年8月11日 / 最終更新日時 : 2024年8月11日 sudara1120 怪盗グルーのミニオン超変身 怪盗グルーのミニオン超変身 「カーマは気まぐれ」も「ルール・ザ・ワールド」も田舎の洋楽小僧だった僕には超現役のヒット曲で、映画後半にそういうネタを持ってこられて一気に親近感が湧きました。それ以外にも、どこか懐かしい他の映画の要素や、定番のプロットが […]
2024年2月27日 / 最終更新日時 : 2024年2月27日 sudara1120 夜明けのすべて 夜明けのすべて 2年くらい前から「歩くこと」が趣味になっている。平日休みの日の午前中1~2時間くらい、知らない街を歩く。あまり大きな道路ばかりでなく、人気が無いところはあまり行かず、人の生活の匂いのする住宅街のようなところを歩くのが好き […]
2023年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月27日 sudara1120 パトリス・ルコント 鬼平とルコントと・・・ フジテレビの中村吉右衛門さん版の「鬼平犯科帳」を改めて見返していて、三浦浩一さん演じる密偵伊三次の生い立ちが「色街で育てられた孤児」だと知って、思い出した作品がある。パトリス・ルコントの「歓楽通り」。娼婦と客の間の子供と […]
2023年6月9日 / 最終更新日時 : 2023年6月9日 sudara1120 アマンダと僕 午前4時にパリの夜は明ける 銀座で見た。久し振りの銀座は様変わりしていて、観光とショッピングが目当ての軽薄な外国人観光客で溢れかえっていて、そこには僕の好きだった、少しだけ背伸びが出来て、歩くだけで少し心が浮き立つようなあの銀座は無かった。90年代 […]
2023年3月23日 / 最終更新日時 : 2023年3月23日 sudara1120 少女は卒業しない 少女は卒業しない 地獄のアディショナルタイムの地獄感を分かる人は少なくないだろう。僕もその一人だ。程度の差こそあれ、自分と他人を比べれば比べるほど、そういう気持ちを味わうことになる。だけど、いくつかの経験を通じて、あとは、何本かの映画を通 […]
2023年1月3日 / 最終更新日時 : 2023年1月3日 sudara1120 ひかりのまち お正月のまちを歩きながら(「ひかりのまち」) お正月のまちを歩くのが好きだ。 色々な家族の幸せそうな顔が見られるから。 僕自身も、短いお休みの中で、それでもゆっくり家族と過ごせるこの数日が一年の中でも1番好きだ。 その昔、あるオフ会で一緒になった大学生の若者が、次の […]
2023年1月1日 / 最終更新日時 : 2023年1月1日 sudara1120 THE FIRST SLAM DUNK THE FIRST SLAM DUNK 「誰の人生にも探求する価値があり、秘密と夢がある」 あまりに有名すぎる原作と、それを何十年もの間、大切に読み続けてきたファンに対して、どんな映画を送るのかと、ほんの僅かの不安と共に楽しみに見に行きました。バレーボールを頑 […]