2019年9月6日 / 最終更新日時 : 2019年9月6日 sudara1120 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 名も無き人に光を当て、命を与えるのが映画の役割の一つ。 あの事件の被害者としてしか人の記憶に残らなかったシャロン・テートという女の子に光を当てて、血を通わせたタランティーノの愛。 自身が出演しているB級映画を最前列で見て […]
2019年9月5日 / 最終更新日時 : 2019年9月5日 sudara1120 容疑者Xの献身 「容疑者Xの献身」から 人生に絶望し自ら命を絶とうとした男を偶然隣室に越してきた母娘が訪ねてくる。明るい母娘の声に引き戻された男の生活は、人生は、彼女たちによって一変する。あらゆる人やモノとの関りを断ち、独りで死のうと決めていた男の耳に二人のい […]
2019年9月3日 / 最終更新日時 : 2019年9月3日 sudara1120 Shall we ダンス? 「Shall we ダンス?」と「ダンスウィズミー」 新作の公開も控えている周防正行監督の「Shall We ダンス?」を再見した。 直近で見ていて、なんとなくタイトルも似ている矢口史靖の「ダンスウィズミー」との比較が面白かった。 「Shall We ダンス?」の前半は癖の […]
2019年8月28日 / 最終更新日時 : 2019年8月28日 sudara1120 アマンダと僕 アマンダと僕 久し振りに街で再会した友人。姉の死を知らない友人と差し障りの無い会話をして別れを告げてから、ダヴィッドは思い直して友人を追い、悲しい別れのことを告げる。抱擁する二人。 彼には父親になれるための強さと優しさが備わっている。 […]
2019年8月28日 / 最終更新日時 : 2019年8月28日 sudara1120 ダンスウィズミー ダンスウィズミー 主人公は可愛かったし、ミュージカルシーンは楽しかったのですが、実は一番記憶に残っているのは相棒の子が独りになって、コンビニの駐車場でカップ焼きそばを食べる(食べようとする)シーンでした。 誰からも頼りにされず駒のように扱 […]
2019年8月21日 / 最終更新日時 : 2019年8月22日 sudara1120 茄子 スーツケースの渡り鳥 茄子 スーツケースの渡り鳥 表彰台に上ったチョッチは真っ先に仲間を称える。「これはチームの勝利だ」と。同郷の英雄、マルコに捧げるのではなく。 そして翌日、訪ねた寺で食事を振舞う日本人サポートスタッフのヒカルにも声をかける。「君はチームの一員だ。」。 […]
2019年8月15日 / 最終更新日時 : 2019年8月15日 sudara1120 君の名は。 映画の中の大切な名前(「君の名は。」「マルコヴィッチの穴」「ラースとその彼女」) 人の名前や顔を憶えるのが苦手だ。断片的な記憶は鮮明なのに名前だけを思い出せない、顔だけが思い出せない。そんなことがよくある。とても大切な人との間の、大切な記憶でも、そういうことが起こることがある。そんなもどかしさをどう表 […]
2019年8月11日 / 最終更新日時 : 2019年8月11日 sudara1120 ゴールデンスランバー ロックな宅配ドライバー(「ゴールデンスランバー」) 便利な生活を支えてくれる人の存在を思うと少し申し訳ないような気持ちになって、ちょっとは不便になってもいいからお休みしてくださいねって言いたくなることがある。世の中の便利を影で支えてくれる「いい人」の代表選手が宅配ドライバ […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月6日 sudara1120 ミッション:8ミニッツ ミッション:8ミニッツ クリストファー・ノーランの「メメント」以降、本人の「インセプション」をはじめ、「バンテージ・ポイント」とか、短い時間での巻き戻しと再生を繰り返す映画がブームになっているのでしょうか。 三作品に、今日見た「ミッション:8ミ […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年8月6日 sudara1120 ミルク ミルク 「私のように目立つゲイの活動家は臆病な人間にとって格好なターゲットだということをよく承知している。」 ショーン・ペンが主演した「ミルク」のことを思い出している。いつも誰かを非難して、その権利を徹底的に奪おうとするのは臆病 […]