フレンチトースト(「クレイマー・クレイマー」)
インフルエンザBだそうだ。布団の中にいる。
毎晩夜中になると決まって僕の布団に娘が入ってくる。
あと3ヶ月で6歳になる。
「うつるといけないから、しばらくパパの部屋に来ちゃダメだよ。」
と言ってもなかなか聞いてくれない。昨日の夜もやっぱり来た。
本当に分かって欲しいことを伝えるとき、言葉が尽き果てて、ただ「ごめんね」って言いたい時、頭をクシャクシャと撫でてハグをすると娘は頷いて分かってくれる。時々大粒の涙をぽろぽろこぼす時もある。
昨日もそうしてあげると優しい顔になって部屋を出ていった。
「ありがとねー」って背中に言った。
「クレイマー・クレイマー」のフレンチトーストのシーンは、冒頭の大失敗シーンは憶えていたのだけど、ラスト間際の方は記憶が曖昧だった。
心の通い合った二人は一言も交わすこと無く息ピッタリで作り、そして見つめ合って微笑み合ってハグしていた。娘と同じ目をしていた。
いいシーンだ。
あー、思い出したよフレンチトーストのシーン。
父親が料理するシーンってなんかいいよね。
ちなみに僕も毎晩作ってます。
僕も比較的よく作る方ですが毎日ではないです。
偉いね!
今日は上の子が熱を出してお休みです。
傍らで寝ている娘を見ながらあれやこれや思い出したり考えたりしています。