容疑者Xの献身
今日一日の大切さ、かけがえのなさは多分僕にしか分からない。
一ヶ月に一度、タップリ時間をかけて疲れをほぐしてもらうマッサージ。一人分だけ作った会心のランチ。金木犀のシャワーを浴びながらたどり着いた小高い丘の上から見た景色。「日記にコメントがあります」の赤い文字。
それほど深く人生に絶望したこともなければ、天才的な頭脳も持ち合わせていませんが、それでも何を犠牲にしても守りたい、でも誰にも分からない大切なものっていうのは誰にでもあるんじゃないかなぁ。僕にはあります。たとえば今日みたいな一日。
今年は堤真一の年なのかも。「容疑者Xの献身」は「クライマーズ・ハイ」に続いて僕の中での彼の評価を決定的にしてくれました。
全部繋がってる。僕の中では。
19時過ぎ。これから夕飯の支度。
あと5時間弱、今日という日は続いてる。
2008年10月09日19:14
この映画は3度は観ました。そして毎度沢山泣きました。※恐れ入りますが、アドレスはダミーです
コメントありがとうございます。
この映画を見ると、人はそれぞれに、自分も知らない誰かから生かされているんだなぁと感じます。
日常を積み重ねることの尊さを感じます。
孤独な数学者の、でも決して独りではない数学者の嗚咽が咆哮が耳に残っています。
是非またお越しくださいね。
ありがとうございます。本当ですね、知らない誰かに生かされています。感傷的になるというか、涙が出ます。
>ほーこさん
それを信じることはなかなか難しいのですが、それでも
「自分は知らない誰かの希望になっている。知らない誰かを支えている。知らない誰かを生かしている。」
と信じてみても良いのではないかという気もします。
自分の身近な、知っていて確認し合える誰かと日常を重ねることの大切さも感じることが出来ますね。
この映画からは。
堤さんもいい俳優だ。東野さんもよい作家だ。頭ん中どうなっているんだろう。