この世界の片隅に
娘の鼻の近くにあるほくろがとても可愛い。
娘のほくろを可愛いと思ってくれて娘のことを大事にしてくれる人がいつかきっと現れるだろう。いつ頃か?どんな人か?
僕の手を握ってくれる娘の右手は小さいけどしっかりギュッと握ってくれていて、一緒に歩くと、彼女の歩くリズムが手を通して伝わってくる。彼女の小さな心の動きをその右手を通して知ることが出来る。感じることが出来る。
いつか彼女と手を繋いで晴れた日を一緒に歩いてくれる人がきっと現れるだろう。いつ頃か?どんな人か?
彼女たちに、穏やかな日常と、ゆっくり流れて積み重なる時間と、大切な人との出会いが待っていますように。きっと待っていますように。
2016/12/01
自分もそこにいたように、淡々と感動しました。