日本版「ジャージー・ボーイズ」

ふと思いついてラッツ&スターの古い動画を見て、思いのほか引き込まれて、主要メンバーのことを少し調べたりしていたら、なんだか、まんま「ジャージーボーイズ」のようで、少しびっくりした。
幼馴染、複雑な家庭環境、ショービジネス、男同士の友情、成功、挫折・・・。古今東西問わず、こういう話は沢山あるのだろうか?
心が浮き立つような演奏シーンが随所に散りばめられているものの、心に残るのはほろ苦さで、特に娘をもつ身としては切なく辛い場面もあるので、なかなか全編を通して再見する機会を得られずにいる。
思い出すのは、仲間たちが街路灯の光を頼りに練習に励むシーン。スターダムを駆け上がるシーン。成功と裏腹の確執、転落、挫折・・・。友との別れ。家族との軋轢、そして最愛の娘との別れ・・・。
それでも神様が彼だけに与えた黄金のファルセットボイスはどこまでも伸びやかで美しく、あの水上でのライブシーンだけを何度も何度も何度も見ている。

映画では功績を認められた彼らが改めて集うシーンがあるのだけど・・・

日本版ジャージーボーイズの方には「再会」のシーンが用意されているのかどうか。ただ1度だけで良いので、何か相応しい形で彼らの陽気で軽快な歌声を聞いてみたい。

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