2019年4月25日 / 最終更新日時 : 2019年4月25日 sudara1120 ケン・ローチ 大地と自由 戦争に代表される人間同士の争いの悲劇性はそれぞれがそれぞれの正義の下、自らの信念を疑うことなく、また相手の正義を受け容れる余地もなく、闘い続けることにあります。 印象的だったシーンが2つ POUMにより解放された村の地主 […]
2019年4月25日 / 最終更新日時 : 2019年4月25日 sudara1120 ケン・ローチ 偽りの怒り(「大地と自由」「ブレッド&ローズ」「麦の穂を揺らす風」) 「偽りの怒り」が僕は怖い。 直接的には殆ど関連のない誰かを罵る。 ひとりの人間の手に余るほど大勢の人達(たとえば人種全体とか)を攻撃する。理由もなく、責任もなく、フェアな関係もなく、ただ一方的に投げつけられる怒り。 ケン […]
2019年4月23日 / 最終更新日時 : 2019年4月23日 sudara1120 キングス&クイーン 贈る言葉(「SOMEWHERE」「キングス&クィーン」) 娘たちが大きくなって少しずつ彼女たち自身の世界が広がってきた。知らない言葉、知らない遊び、知らない友達・・・。これから少しずつ彼女たちと共有出来る体験、時間は減っていく。 それでも彼女たちが成長して、例えばハイティーンに […]
2019年4月18日 / 最終更新日時 : 2019年4月18日 sudara1120 ヤンヤン 夏の想い出 子供の触れる世界(「ユキとニナ」「ヤンヤン 夏の想い出」) 小学校まで15分くらいの道程を娘たちと一緒に歩いています。娘たちと同級生たちのやりとりや会話を見ながら聞きながら。 子供たちの世界はとても複雑で、とても難しくて、とても豊かです。子供たちの目を通して見ると世界が変わります […]
2019年4月11日 / 最終更新日時 : 2019年4月11日 sudara1120 ちはやふる 小学生になりました(「ちはやふる」) 二人の娘たちが小学生になりました。 入学のドキドキを思い出させてくれる映画というと、やっぱり「ちはやふる」が一番に浮かびます。作品の方は高校入学から3年間の物語だけど、そもそもの出会いは小学生時代まで遡ります。一生を通じ […]
2019年3月31日 / 最終更新日時 : 2019年3月31日 sudara1120 レインマン レインマン 6歳の娘がオーブントースターでパンを焼こうとしていて 「気をつけてね。一人の時は絶対勝手に触っちゃいけないよ。」 と言ったときに「レインマン」を思い出した。 ダスティン・ホフマン演じる兄がオーブントースターから煙を出し、 […]
2019年3月28日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 sudara1120 マイ・バック・ページ マイ・バック・ページ 場末の小料理屋での思わぬ再会。慎ましくも、そこにしっかり根をおろし、日常を築き上げていた男。自分の無力さと失ったものの重さと、犯した過ちや悔いと、そんなものが突き上げてきて涙が止まらなくなる。しっかりと涙を流せる男の強さ […]
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2019年3月20日 sudara1120 3月のライオン 脳を語る、脳で語る(「3月のライオン」) 新しいカードゲームを買って娘たちと遊んでみた。 簡単だけど奥が深くて面白い。 数回やると娘たちの方がコツを掴んで、スイスイとクリアするようになる。 「どうしてそんなに早く出来るの?」 と尋ねると、彼女たち独特のメソッドを […]
2019年3月9日 / 最終更新日時 : 2019年3月9日 sudara1120 BARに灯ともる頃 BARに灯ともる頃 映画が終わった後、登場人物のその後を想像してしまったり、映画の中で語られなかった登場人物の人柄にまで思いが及んでしまうようなことがあったとしたら、それはとても心地よいことです。 自分の大切な人が、自分の知らない世界を持っ […]
2019年3月3日 / 最終更新日時 : 2019年3月3日 sudara1120 恋する惑星 「これは!」と思える邦題といえば? 「この森で天使はバスを降りた」の原題は「The Spitfire Grill」。これは作品の中に出てくるカフェの名前。 固有名詞がそのままタイトルになってる映画は多くて、その場合は邦題のつけかたがとても難しい。そのままだ […]