2018年10月28日 / 最終更新日時 : 2018年10月28日 sudara1120 不遇な欧州女優といえば? 不遇な欧州女優といえば? 本国では出演作に恵まれ、クオリティの高い演技を見せていた欧州の女優がアメリカ映画の中で、あまりと言えばあまりな扱いを受けることって、ちょいちょいありますよね。 往々にして作品自体がパッとしないことが多いのですが。 たとえ […]
2018年10月27日 / 最終更新日時 : 2018年10月27日 sudara1120 風立ちぬ 二人のランドセル(「風立ちぬ」) 姉の方はスッと誰かのそばに寄り添うのが上手です。人の気持ちを柔らかく和ませることが出来る子です。 妹の方は意志が強く、こうと決めたら決して譲りません。とても不器用で、何度も何度も失敗を繰り返して「好き」を自分のモノにして […]
2018年10月27日 / 最終更新日時 : 2018年10月27日 sudara1120 風立ちぬ 風立ちぬ 娘がずいぶん歩けるようになってきた。 今日初めて娘の手を取って一緒に歩いてみた。5歩くらい。 小さくて柔らかい手で僕の手をギュッと握って。不器用に揺れた手がそれでもギュッと握り続けていて。ちょっと忘れられない、言葉に出来 […]
2018年10月24日 / 最終更新日時 : 2018年10月24日 sudara1120 萌の朱雀 萌の朱雀 どこかで見た風景、どこかで聞いた音、どこかで見た顔、どこかで聞いた声。 この街に出てくるまで、確かに僕はこういう山の中で暮らしていたのです。体の力が抜けて、心が穏やかになる原風景。こういう気持ちは僕だけのものなのでしょう […]
2018年10月14日 / 最終更新日時 : 2018年10月14日 sudara1120 夜の子供たち 「メールがあります。」の赤い文字(「夜の子供たち」) 「新着メールがあります」 の赤い文字を見たあの瞬間の胸のドキドキを最もリアルに再現した作品はなんだろう?と考えてみました。 メグ・ライアンとトム・ハンクスのあの一世を風靡した共演作を実は僕は見ていなくて。 僕の頭に浮かん […]
2018年10月12日 / 最終更新日時 : 2018年10月12日 sudara1120 恋人たち 恋人たち マイク・リーやケン・ローチの作品を見ているような気持ちになった。 橋口亮輔という同年代の監督がそういう風にキャリアを重ねていく過程を共有しているのだという感慨と、それから日本という国の現在と行く末と。 そんな国に生まれた […]
2018年10月11日 / 最終更新日時 : 2018年10月11日 sudara1120 月とキャベツ 月とキャベツ 数々の極々個人的な障害を乗り越えて何とか劇場公開中に見ることが出来た。 無理して見に行って良かった。 一番最初の方で、ギターの弦の擦れる音を聞いただけでああ良いなあと思ってしまいました。ハーモニカ、アコーディオン、ピアノ […]
2018年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月10日 sudara1120 楊徳昌(エドワード・ヤン) 一瞬を永遠に(「ちはやふる」) 「ちはやふる」の三部作を改めて見返してみようと思い立ち「上の句」の冒頭を再生すると広瀬すずの声が現在よりもかなり幼く聞こえて少なからず驚いた。 演技なのか、2年の歳月なのか。どちらにしても彼女にとって、その瞬間にしか演じ […]
2018年10月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 sudara1120 「青春映画」といえば? 経験を超えて(「ちはやふる 結び」) 「ちはやふる 結び」をDVDで再見した。 「こんなキラキラした青春は実際にはない。」と言う人もいる。だけど・・・ 経験を超えて深い記憶や、後悔や、憧れと結びついて、何かをもう一度呼び覚ましてくれるような作品もある。 そう […]
2018年9月29日 / 最終更新日時 : 2018年9月29日 sudara1120 GO 壁をぶち破れ(「GO」) 「左腕を真っ直ぐ伸ばしてみな、ボーイ。そのままぐるっと一周してみろ。その円の大きさが、だいたいお前っていう人間の大きさだ。円の中に閉じこもってれば、傷つかずに済む。そういう生き方をお前、どう思う?」 「ダセぇ」 「ボクシ […]