2021年9月19日 / 最終更新日時 : 2021年9月19日 sudara1120 アルノー・デプレシャン フランスの友へ フランスを訪ねたことが一度だけある。30年前の卒業旅行。3月なのにパリはとても寒かった。「通じるけど決して英語は喋らない」と聞いていたら本当にその通りで、どこかよそよそしくて、なかなか打ち解けられない人たちだと、多分これ […]
2021年8月22日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン あの頃エッフェル塔の下で 男の愚かさ、可愛さ、優しさ、切なさを描かせたらデプレシャンとアマルリックのコンビは最強だと思う。 ウッデイ・アレンの「ギター弾きの恋」を思い出したりもした。記憶に対してのこのアプローチは実に男性的で、こんな風に引き出しの […]
2019年12月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン ロランス・コート(「二十歳の死」「パリのレストラン」「夜の子供たち」) 昨日からロランス・コートのことがずっと気になっている。 彼女のことを知っている人、いますか? 彼女を最初に見たのはル・シネマの「パリのレストラン」だった。 その次は「夜の子供たち」。 それからアルノー・デプレシャンのデビ […]
2019年6月18日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン 家族のその先に(「JUNO」「キングス&クィーン」) 自室に並んでいるDVDを一本ずつ指差して「これ、どんな映画?」と尋ねてくる7歳の娘。昨日は「『JUNO』ってどんな映画?」と聞かれました。「JUNOって女の子のお腹に赤ちゃんが出来て、彼女や周りの人が頑張る話だよ。」と答 […]
2018年12月8日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン 渇き(「キングス&クイーン」) 水があることは のどの渇きがおしえてくれる 陸は 越えてきた海が 恍惚は 苦痛が 平和は 戦いの物語が そして 愛は 記念の肖像がおしえてくれる 19世紀アメリカのエミリー・ディキンソンという女性詩人の作品らしい。 「キ […]
2018年5月13日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン 半端者の矜持(「キングス&クイーン」) 大人って、もっと立派だと思っていた。 いつも堂々としていて正しい判断を下せる。模範的で、まっすぐで、頼りがいがある。 もしそれが大人の条件なのだとしたら、僕は「大人らしくない大人」になったということになる。 立派でない大 […]
2018年5月13日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン キングス&クイーン 数年前に見た「夜の子供たち」というフランス映画。偶然昨日、自分の感想を読み返していたら、 》本来攻撃的な本能を持つ人間はそれでも愛情を求め、最後に 》は攻撃の対象すらも愛してしまうといいます。 と書いていました。 「キン […]