2019年12月4日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン ロランス・コート(「二十歳の死」「パリのレストラン」「夜の子供たち」) 昨日からロランス・コートのことがずっと気になっている。 彼女のことを知っている人、いますか? 彼女を最初に見たのはル・シネマの「パリのレストラン」だった。 その次は「夜の子供たち」。 それからアルノー・デプレシャンのデビ […]
2019年11月30日 / 最終更新日時 : 2019年11月30日 sudara1120 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 僕は「デカローグ」の第一話を思い浮かべてました。 仲の良い理系父子と、片方の突然の死。科学や論理の外にあるもの、頭で考えたのではどうしても説明がつかないもの、大切なもの・・・ そういうものにどう向き合えば良いのか、どう向 […]
2019年11月28日 / 最終更新日時 : 2019年11月28日 sudara1120 シベリアの理髪師 シベリアの理髪師 久し振りに重厚でどっしりと腰の据わった映画を見ました。 しかしこの映画にはそれだけではなく生き生きとした躍動感や一種の軽やかさみたいなものもあります。 それはちょうどオーケストラのアンサンブルのように。 堂々とスクリーン […]
2019年11月23日 / 最終更新日時 : 2019年11月23日 sudara1120 麻雀放浪記 ゲンかつぎ(「麻雀放浪記」) 誕生日だった。 自分が生まれた日はどんな日だったのか? 晴れていたのか、雨だったのか? どんな病室で、どんな先生にとりあげてもらったのか? その日はどんなニュースがあったのか? ふと、そんなことを考える。 そういえば、生 […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2019年11月15日 sudara1120 イル・ポスティーノ イル・ポスティーノ 僕が見てきた全ての美しいもの。 君の目を通して見てきた全ての美しいもの。 君と一緒に見た全ての美しいもの。 それを全部、君に贈りたい。 それを全部君に残したい。 僕が生きた証として。 僕が君を心から愛していた証として。
2019年11月7日 / 最終更新日時 : 2019年11月7日 sudara1120 セトウツミ セトウツミ どこまで行っても僕はよそ者だけど、大阪は好きで、楽しくて、飽きない。大阪中に山程いる二人組の会話に耳を傾けているのが一番良い。老若男女問わず、二人組みの会話は例外なく楽しい。誰もがセトウツミだ。 走り回って汗をかかなくて […]
2019年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 sudara1120 アイス・ストーム アイス・ストーム 今年最も印象に残っている作品の一つである「ウィンター・ゲスト」と共通するところが多く、この作品もまた僕にとって忘れられない一本になりました。 アン・リーという人の人物描写の巧みさにはいつも感心してしまうのですが、その手腕 […]
2019年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年10月29日 sudara1120 バッファロー’66 バッファロー’66 とてもカッコ悪い映画です。 「カッコ良いこと」はそれほど「カッコ良いこと」ではなくて、「カッコ悪いこと」が実はとても「カッコ良いこと」だということを恥ずかしげもなくカッコ悪く語っています。 愛し方が上手でないからといって […]
2019年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 sudara1120 ショートカッツ 懐かしの80年代(「ドニー・ダーコ」「ショートカッツ」) 選曲に意図があるのか無いのか分からないけど「80年代ヒットソング」が流れる会場で半日ほど勤務した。 80年代に青春真っ只中を過ごした僕にとって80年代懐古はそれなりの意味を持つのだけど、その80年代懐古自体の意味合いも少 […]
2019年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年10月27日 sudara1120 ドニー・ダーコ ドニー・ダーコ この映画は時間を遡る映画。遡ることを楽しめる映画です。 28日と6時間42分12秒 謎解きの楽しさ、ラスト数分間で一気に収斂する伏線の数々を反芻するなら、これくらい遡ればよいのですが、僕はもっともっと時計の針を戻すことに […]