2018年2月22日 / 最終更新日時 : 2018年2月22日 sudara1120 王家衛(ウォン・カーウァイ) 天使の涙 「恋する惑星」はやっぱり2番目のエピソードの方が好きです。で、この映画は見るまでは多分1番目のエピソードの雰囲気ではないかと思っていたのでちょっと期待出来ないかなと正直思っていました。ところが、実際見てみるとあの映画でド […]
2018年2月22日 / 最終更新日時 : 2018年2月23日 sudara1120 王家衛(ウォン・カーウァイ) 「欲望の翼」 そこには、賢しげに恋愛の駆け引きを楽しむ者など一人も無く、皆が感情と運命に翻弄されている。その愚かさこそが可愛い。愛しい。 「君のことを一番愛していた。」 その台詞はヨディからスーに伝えられることは無く、独白も遺言すらも […]
2018年2月22日 / 最終更新日時 : 2018年2月22日 sudara1120 王家衛(ウォン・カーウァイ) 王家衛、欲望の翼、それから・・・ 最初に見たのは「恋する惑星」だった。 後にも先にも、これ以上の邦題には出会っていない。 フェイ・ウォンの「夢中人」の、あの体が宙に浮くような高揚感を味わいたくて何度も劇場に足を運んだ。京橋の「テアトル西友」だったと思う。 […]
2018年2月21日 / 最終更新日時 : 2018年2月21日 sudara1120 パリのレストラン 感じる力 そこに集まる人が自然に笑顔になり、打ち解けて、満足して帰って行く。 「パリのレストラン」はそんなレストランのお話だった。 他人の喜びを自らの喜びとし、誰にでも心を開き、惜しげも無く自らの料理を振る舞う。ゲストの胃袋だけで […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2018年2月20日 sudara1120 パリのレストラン パリのレストラン とても清々しい作品でした。 レストラン最後の1日に集まる所縁の人々、雑多で個性的な彼らの一人一人を実に優しく、丁寧に描写しています。一人一人がどこまでも人間臭く、愛すべき存在です。登場人物全てに対してそれぞれにコメントし […]
2018年2月19日 / 最終更新日時 : 2018年2月19日 sudara1120 ハスラー 勝負師の神経戦(「ハスラー」「麻雀放浪記」) 心技体、どれも大事だけど、やっぱりコアになるのはメンタルなわけで。 勝負の世界で「気持ちを整える方法」や「相手の気持ちをかく乱する方法」も様々だ。 「ハスラー」 “疾風の”エディとミネソタ・ファッツの最初の戦いで、勢いに […]
2018年2月17日 / 最終更新日時 : 2018年2月17日 sudara1120 茄子 アンダルシアの夏 踊るウェディング(「茄子 アンダルシアの夏」) 二人の娘が通う保育園の懇談会へ。 同じクラスのお友達のママさんから、どうやら、その男の子はウチの娘のことが気に入っていて「結婚したい!」と言っているのだとか。新居には鉄筋コンクリート造りの庭付きの一戸建てを考えているのだ […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2018年2月15日 sudara1120 スウィンガーズ 「スウィンガーズ」 とにかくよく喋る。冒頭のヨタ話から既にタランティーノ風。違うのはこの映画は最後までそのペースで進むというところです。何度も声を上げて大笑いしましたが、一番笑えたのは「レザボア・ドッグス」のパクリシーンでしょうか。 その前 […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2018年2月15日 sudara1120 スウィンガーズ 友達100人出来るかな? 「友達100人出来るかな?」って今でも歌ってるのかな。 あれは、入学して一番最初にかけられる“呪い”だって話になって、僕は全く同意した。 どこの世の中に友達の数を誇るまともな大人がいるというのか。 「スウィンガーズ」の日 […]
2018年2月15日 / 最終更新日時 : 2018年2月15日 sudara1120 クライマーズ・ハイ 真実の力 空はあんなに青いというのに 雲はぽっかり浮かんでいるというのに 鳥はさえずり、風は悠々と尾根を渡っていくというのに・・・ 事故現場を取材した記者の原稿を同僚が読み上げるシーンの、あの口調や、リズムを妙に憶えていて、それだ […]