2020年3月30日 / 最終更新日時 : 2020年3月30日 sudara1120 パトリス・ルコント パトリス・ルコントの大喝采 何でもありの大衆演劇ブールバール劇の魅力そのままに、のびのびと楽しく演じきった3人の素敵なおじさま達が何ともいえない味を出している快作でした。 恥ずかしながら、ルコント作品を見たのはこれが初めて。官能的な大人の作品を撮り […]
2020年3月28日 / 最終更新日時 : 2020年3月28日 sudara1120 オネーギンの恋文 オネーギンの恋文 実はスクリーンでリヴ・タイラーを見るのは初めてでした。 「私は可能性を信じます。」 そう言った時の彼女の力のある眼差しに圧倒されました。 この映画は「可能性を信じる人」の物語です。「可能性を信じる人」はどの時代でも一種の […]
2020年3月24日 / 最終更新日時 : 2020年3月24日 sudara1120 アラジン アラジン アラジンとジャスミンとジーニーと。それから国王や侍女や魔法の絨毯も。誰もが同じように何かに縛られて本当の自由を手に入れたいともがいている。 心から共感し合えるもの同士の愛情、友情が眩しい。 恥ずかしながらアニメ版もこの実 […]
2020年3月21日 / 最終更新日時 : 2020年3月21日 sudara1120 キェシロフスキ ヘヴンズ ストーリー 集合住宅、白い鳥、窓越しの電話、血まみれの石、クリスマス・・・ もう多分10年位前のデカローグ全10話一挙上映以来の長丁場に挑戦したその日に出会ったのもまた「デカローグ」でした。 この数年、暴力や憎しみを扱った映画がジワ […]
2020年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年3月19日 sudara1120 (500)日のサマー 「再会が切ない映画」といえば? 再会が切ないのは、二人の間に流れる時間が、等しく同じ速さではないから。 「日の名残り」で再会するアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソン。実世界から隔絶された屋敷の中で任務のみを日々遂行する執事と、任務を捨てて「生活」を […]
2020年3月18日 / 最終更新日時 : 2020年3月18日 sudara1120 (500)日のサマー (500)日のサマー 3つ。印象に残っているシーンは3つ。 思い出の場所でトムを待つサマー。何日も何時間も、きっと彼が来ると信じて待っていたはず。 真実を語る彼女からは、彼と過ごしていたときのキラキラするような輝きは失われて、その代わりに決然 […]
2020年3月10日 / 最終更新日時 : 2020年3月10日 sudara1120 二人が喋ってる 二人が喋ってる。 大阪を舞台にした僕の大好きな漫画「じゃりん子チエ」。そのテレビシリーズの最終回のエンディングには 「おわりです。」 と出て来るのですが、これはもうはっきりと字幕だけでも、標準語のそれではなくて大阪弁の「おわりです。」にな […]
2020年3月9日 / 最終更新日時 : 2020年3月9日 sudara1120 コクリコ坂から コクリコ坂から もう一度映画館で見たい。 話に“けり”などつけず、中盤あたりをずっと見ていたくなりました。 なぜならあの場所には僕がいたから。あの時、あの場所に自分がいたように懐かしく思えるから。 「青春」は誰かの人生のある時期のことだ […]
2020年3月5日 / 最終更新日時 : 2020年3月5日 sudara1120 中村義洋 ジェネラル・ルージュの凱旋 再び全権を託され、次々と搬送されてくる患者を迎え入れる完璧なオペレーション、チームワーク。鳥肌が立つような、まさに「凱旋」の名に相応しいシーンでした。 「敵を作らない仕事などない。」 これは最近別のところで聞いた言葉です […]
2020年3月2日 / 最終更新日時 : 2020年3月2日 sudara1120 アマンダと僕 そんな強さ(「アマンダと僕」) 見えない敵への漠然とした不安と、閉塞感と、隣人への猜疑心が蔓延している。 こんな時僕たちはどう振る舞えばいいのかを考えている。 自暴自棄にならず、慢心せず、正しく備えること。 虚勢を張らず、他人に流されず、自分で判断する […]