そんな強さ(「アマンダと僕」)

見えない敵への漠然とした不安と、閉塞感と、隣人への猜疑心が蔓延している。

こんな時僕たちはどう振る舞えばいいのかを考えている。
自暴自棄にならず、慢心せず、正しく備えること。
虚勢を張らず、他人に流されず、自分で判断すること。

「アマンダと僕」を思い出している。
突然のテロに大切な人を奪われ傷つけられた時、彼らは自らの心の内を、悲しさを、不安を語り合って分かち合って寄り添い合っていた。
誰かのせいにしたり、誰かを責めたり憎んだりするのではなく、自分の弱さを明かして、以前のように集ってハグして日々を積み重ねる。そんな強さ。
家族に、友人に、恋人に、僕たちが出来ることは実は沢山ある。

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