「みんなを救う?ひとりを救う?(「君の名は。」「スーパーマン」「トリコロール 赤の愛」)

「君の名は?」の二人は空間と時間を超えて出会って町の人たちみんなを救う。 

あそこで救うのが「みんな」なのか「きみ」なのかで作品の性格はかなり変わっていただろう。

社会起業家を目指す人、エシカルであることを自分のスタイルとして持っている人、そんな人たち(主に10代から20代くらいの人?)には、みんなを救うことが当然で、リアリティがあるのかもしれない。

そう言えば「スーパーマン」のクラーク・ケントはロイス・レーンひとりの命を救うために地球を逆に回転させてしまったのだった。

僕の中での一つの答えは「博愛」をテーマに「トリコロール 赤の愛」の中で何人かの重要な人物全員を救ってみせたキェシロフスキの個人主義なのだけど。

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