2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 ジェーン・カンピオン 女性の自立を描くなら(「エンジェル・アット・マイ・テーブル」「ある貴婦人の肖像」「日蔭のふたり」) 女性の一生、女性の自立をテーマにした作品は出来れば女性自身の手による物であって欲しい。 不意にジェーン・カンピオンの「エンジェル・アット・マイ・テーブル」を思い出した。 この映画を薦めてくれたのは確かオフ会で出会った女の […]
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 マイケル・ウィンターボトム 日蔭のふたり どんよりと曇った空から落ちて来る雨が印象的でした。 「いつか晴れた日に」以来のケイト・ウィンスレットを楽しみに劇場に足を運んだのでしたが、期待通りでした。僕はタイトルからして運命に翻弄される悲劇の女性像として、もう少し、 […]
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 ある貴婦人の肖像 ある貴婦人の肖像 「責任をとる誇りが人間にとって一番大事だ。」 オズモンドがイザベルにキッパリと言ったこの言葉、僕にとっては映画の中で最も重い意味を持った言葉でした。 この言葉を通じて、イザベルがマダム・マールがパンジーが、そして同時代を […]
2018年11月27日 / 最終更新日時 : 2018年11月27日 sudara1120 パトリス・ルコント 歓楽通り 皆本当にいい顔してたなぁ。 一番印象に残っているのは、娼婦たちの心意気です。 可愛い妹分のような仲間と、叶わぬ恋をしている男のために、文字通り彼女たちは体を張るのでした。一晩にして、かき集められる札束たち。 「心配いらな […]
2018年11月21日 / 最終更新日時 : 2018年11月27日 sudara1120 王家衛(ウォン・カーウァイ) 20年待ってくれていた映画 映画館は特別な場所で初見の映画は映画館で見たいと思っている。 東京に住んでいるとリバイバル上映がありがたいし、それから最近はデジタルリマスター版での再映の機会も増えた。 そういう外部環境要因に加えて僕の側のコンディション […]
2018年11月21日 / 最終更新日時 : 2018年11月27日 sudara1120 パトリス・ルコント 髪結いの亭主 踊るロシュフォール。踊るロシュフォール。踊るロシュフォール。 彼を見て思う。 永遠に続く口づけを思う。いつか必ず訪れる恋の終わりを思う。その両方を思う。 うっとりするほどの色気。マチルドに惹きこまれる。 天使、香り、柔ら […]
2018年11月17日 / 最終更新日時 : 2018年11月17日 sudara1120 エンディングノート 人生のマネジメント(「エンディングノート」) 娘たちに子供部屋を作ってあげるために、この数日、ひたすら断捨離に励んでいる。 先々のことを考えると、自分は、形のあるものは出来るだけ残さず、形の無いものを出来るだけ残せるようにしたい。死ぬときには出来るだけ自分の周りにモ […]
2018年11月17日 / 最終更新日時 : 2018年11月17日 sudara1120 エンディングノート エンディングノート 男って、一生をかけて男を演じてるのかもしれないと思うことがあります。 お父さんを、旦那さんを、サラリーマンを見事に演じきってくれた名優の鮮烈なデビュー作、そして遺作でした。 死の間際にも軽口を叩いて死んで行くハリウッドの […]
2018年11月14日 / 最終更新日時 : 2018年11月14日 sudara1120 ジャージー・ボーイズ 日本版「ジャージー・ボーイズ」 ふと思いついてラッツ&スターの古い動画を見て、思いのほか引き込まれて、主要メンバーのことを少し調べたりしていたら、なんだか、まんま「ジャージーボーイズ」のようで、少しびっくりした。 幼馴染、複雑な家庭環境、ショービジネス […]
2018年11月14日 / 最終更新日時 : 2018年11月14日 sudara1120 ジャージー・ボーイズ ジャージー・ボーイズ 「面白かった?」と妻に聞かれたので、とても良かったよ。ちょっと泣いちゃったよ。と答えました。答えてから隣の部屋で寝ている娘たちの様子を見て、タオルケットをかけてやりました。 何もかも良いけど、その中でもフランキーが飛び抜 […]