20年待ってくれていた映画

映画館は特別な場所で初見の映画は映画館で見たいと思っている。
東京に住んでいるとリバイバル上映がありがたいし、それから最近はデジタルリマスター版での再映の機会も増えた。
そういう外部環境要因に加えて僕の側のコンディションで20年ぶりに出会えた作品を「20年間僕を待ってくれていた作品」と感じることが出来たことが今までに2回ある。

ルコントの「髪結いの亭主」とウォン・カーウァイの「欲望の翼」。

いずれも20年前に出会っていたら僕にとって「大切な一本」にはなっていなかったかもしれない。
20年の時の流れと、20年を経て、その日その時に出会えた偶然を感謝している。
あの日あの時に君に出会えたことを神様に感謝している。

髪結いの亭主

「欲望の翼」

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