髪結いの亭主

踊るロシュフォール。踊るロシュフォール。踊るロシュフォール。
彼を見て思う。
永遠に続く口づけを思う。いつか必ず訪れる恋の終わりを思う。その両方を思う。

うっとりするほどの色気。マチルドに惹きこまれる。
天使、香り、柔らかな乳房の感触、微笑み、眼差し、愁いをたたえた眼差し、吸い込まれるような眼差し・・・。

でも本当にセクシーなのはロシュフォール。
男の魅力は決してマッチョではない。男ほど繊細な生き物はいない。
踊る彼を見て感じる。
男の愚かさと、可愛らしさと、切なさと。
自然に涙が溢れてきて止まらなくなる。

僕にとっては、これこそが映画。これこそが男と女。
さすがルコント。20年越しの憧れの人に出逢えた気分。
映画館の暗闇の中で出逢うことが出来た悦び。
2011/1/12

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