2018年12月13日 / 最終更新日時 : 2018年12月13日 sudara1120 キェシロフスキ 魂の自由(キェシロフスキ、ケン・ローチ、「ブレッド&ローズ」) システムの側に立つ人間はいつでも「正しいこと」を言う。効率、機会の平等、グローバリズム、競争・・・。自分たちに任せておけば皆を幸せにすると、まことしやかに主張する。雇用を創出し働く機会を与えている、手を差し伸べているのだ […]
2018年12月8日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン 渇き(「キングス&クイーン」) 水があることは のどの渇きがおしえてくれる 陸は 越えてきた海が 恍惚は 苦痛が 平和は 戦いの物語が そして 愛は 記念の肖像がおしえてくれる 19世紀アメリカのエミリー・ディキンソンという女性詩人の作品らしい。 「キ […]
2018年12月8日 / 最終更新日時 : 2018年12月8日 sudara1120 キェシロフスキ ラン・ローラ・ラン まるでテレビゲームのように、ゲームオーバーの後、リセットをして新しい人生を選び直す事が出来るような感覚。そんな風にこの映画を楽しんだ“正統派「ラン・ローラ・ラン」支持者”には、ひどく的外れな感想かもしれません。 実際僕も […]
2018年12月7日 / 最終更新日時 : 2018年12月7日 sudara1120 トイ・ストーリー3 トイ・ストーリー3 アンディがボニーにおもちゃを譲り渡すラストシーンが好きです。 一人ひとりの名前をキチンと紹介して。 「人が一番好きな単語は自分の名前なんだって。だから、名前を沢山呼んであげてごらん。そうすれば、みんな幸せな気持ちになるは […]
2018年12月7日 / 最終更新日時 : 2018年12月7日 sudara1120 娘たちと一緒に見る映画 駄物はお断り(「トイ・ストーリー」「天空の城 ラピュタ」他) 「娘たちに駄物を見せたくない」 久し振りに再会した友人とたっぷり映画の話をして、その中で娘たちにどんな映画を見せるかという話になったときの僕の発言。 異論を承知で言うと僕は「駄物に時間を費やしていいほど人生は長くない。」 […]
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 ジェーン・カンピオン 女性の自立を描くなら(「エンジェル・アット・マイ・テーブル」「ある貴婦人の肖像」「日蔭のふたり」) 女性の一生、女性の自立をテーマにした作品は出来れば女性自身の手による物であって欲しい。 不意にジェーン・カンピオンの「エンジェル・アット・マイ・テーブル」を思い出した。 この映画を薦めてくれたのは確かオフ会で出会った女の […]
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 マイケル・ウィンターボトム 日蔭のふたり どんよりと曇った空から落ちて来る雨が印象的でした。 「いつか晴れた日に」以来のケイト・ウィンスレットを楽しみに劇場に足を運んだのでしたが、期待通りでした。僕はタイトルからして運命に翻弄される悲劇の女性像として、もう少し、 […]
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月1日 sudara1120 ある貴婦人の肖像 ある貴婦人の肖像 「責任をとる誇りが人間にとって一番大事だ。」 オズモンドがイザベルにキッパリと言ったこの言葉、僕にとっては映画の中で最も重い意味を持った言葉でした。 この言葉を通じて、イザベルがマダム・マールがパンジーが、そして同時代を […]
2018年11月27日 / 最終更新日時 : 2018年11月27日 sudara1120 パトリス・ルコント 歓楽通り 皆本当にいい顔してたなぁ。 一番印象に残っているのは、娼婦たちの心意気です。 可愛い妹分のような仲間と、叶わぬ恋をしている男のために、文字通り彼女たちは体を張るのでした。一晩にして、かき集められる札束たち。 「心配いらな […]
2018年11月21日 / 最終更新日時 : 2018年11月27日 sudara1120 王家衛(ウォン・カーウァイ) 20年待ってくれていた映画 映画館は特別な場所で初見の映画は映画館で見たいと思っている。 東京に住んでいるとリバイバル上映がありがたいし、それから最近はデジタルリマスター版での再映の機会も増えた。 そういう外部環境要因に加えて僕の側のコンディション […]