2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年8月11日 sudara1120 この窓は君のもの のぼる小寺さん 人の心を元気にすることが出来る人。 リアル小猿よろしく校舎をスルスルとよじ登り、風船を手渡ししてあげる小寺さん。静かで爽やかで鮮烈な、夏の青空と白い雲のような、何度でも見たくなるシーンでした。 中学の頃、僕も卓球部で、校 […]
2020年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 sudara1120 「夏映画」といえば? 奇跡 一番好きなのは突然現れた子供達に一晩の宿を提供してくれる老夫婦。夏になれば必ず家に帰ってきてくれると思っていた娘と、もう会わなくなってしまって何年もの歳月が経って。「昔を思い出すなぁ。あの子そっくりだったなぁ。」失われて […]
2020年7月22日 / 最終更新日時 : 2020年7月22日 sudara1120 シャンドライの恋 シャンドライの恋 夫との悲劇的な別れから、彼女は女性としての情念を自ら封じ込めてしまったのでしょう。彼女は情念の代わりに理性を選び、全ての物事を頭で理解し解決しようとします。恐らくは無意識のうちに。 彼女にとっての夫の存在はその時から「尊 […]
2020年7月21日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 sudara1120 パーマネント野ばら パーマネント野ばら なんでこんなに寂しいんだろう?失ってしまった何かをずっと探し続けているから出会えるはずのない貴方をずっと思い続けているから 人は二回死ぬのだそうだ。一回目は生きるのをやめたとき。もう一回は誰の記憶からも忘れ去られてしまっ […]
2020年7月11日 / 最終更新日時 : 2020年7月11日 sudara1120 男はつらいよ いつまでも美しい君へ(「男はつらいよ お帰り 寅さん」 いつまでも若い容姿でいることを持て囃して「美魔女」なんて呼んだりする。美しいことはとても大切なことだけど魔女である必要はない。その人の美しさは、その人が歩いてきた道程や、出会ってきた人や、積み重ねてきた日々がそのまま現れ […]
2020年6月24日 / 最終更新日時 : 2020年6月24日 sudara1120 花とアリス オーディションといえば? 実は本編はあまりよく知らないのだけど「フラッシュダンス」のラストのオーディションは何度も見ている。実に80年代っぽい(審査員のリアクションとか)あのシーンの一番良いところは、ジェニファー・ビールス演じる主人公が開始早々に […]
2020年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年6月14日 sudara1120 おかえり おかえり 正確な言葉の意味も分からず、「静謐な映画」を見に行こうと決めて映画館に向かった。今思うとこのコピーは、「眠る男」か「幻の光」のものだったような気もするが、結果としてこの表現が、ぴったりとはまる映画だった。夜眠れない時に、 […]
2020年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年6月14日 sudara1120 2/デュオ 2/デュオ 胸を締め付ける映画は沢山あります。でもこの映画みたいに胸の一番奥の奥の方だけを締め付ける映画は見たことがありません。 二人の時の自分は、一人の時の自分よりももっと奥の奥の方にいる自分なのかもしれません。 今年の邦画ベスト […]
2020年6月11日 / 最終更新日時 : 2020年6月11日 sudara1120 M/OTHER M/OTHER 階下で罵り合う男と女。初めて知る「他人」という異物との関わりのなかで彼はきっと、体中の神経を集中させて父とその恋人の言葉を聞いていたのではないでしょうか。 相手のことを考えているようで、いつのまにか自分のことしか考えてい […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年6月8日 sudara1120 オープニングの音楽といえば? オープニングの音楽といえば? 「Do the Right Thing 」のオープニングはPublic Enemy の「Fight The Power」をバックに黒人女性が力強いステップを踏む。これから始まる映画から目を離すな、という強烈なメッセージを […]