カメラを止めるな!
僕にとっては父と娘の話でした。
娘にカッコいい所を見せたいけれど、仕事は妥協の連続で、だけど自分を奮い立たせてくれるのはいつも娘で、家族で。
プロフェッショナルの矜持。たった一つの譲れない使命。
よくある「パパを見直す娘」のプロットではなく、娘自身が即座にそれらを共有し、参戦するのが新しい、清々しい。いつの間にかお揃いのTシャツを着て、助監督の助監督になっている娘が僕には眩しく映りました。誇らしく映りました。
もう一人、忘れてはならないのは気弱でアルコール依存な役者、細田。
彼もまた娘のために仕事にしがみついて、しがみついて、頑張っている父親でした。だから監督は絶対に彼のことを切り捨てないし、彼は監督のために最後の最後まで体を張るし。
二人の父親が苦笑いをしながら「パパ、カッコ悪くてごめんな。」と娘の前で言う姿が僕には浮かびました。それこそがカッコいい!
久し振りに娘たちを肩車したくなりました。
キャラがみーんな立ってたね。面白かった。
現場の楽しさがギュッと詰まっていたね。
カエルの子はカエルって感じであの両親にあの娘の組み合わせがとても楽しかったです。