現場が一番?ライブが全て?(三谷幸喜など)

「スポーツはスタジアムが一番」とか「(全ての)事件は現場で起こっている。といった「現場第一主義」や「ライブ原理主義」みたいなものを僕は疑っていて、そういうものを盲目的に過大に評価して、それ以外のものを軽く見る風潮が嫌いだったりする。
「現場」や「ライブ」を否定しているわけではなくて、それを小さく限定しているのが気に入らない。
会議室には会議室の、DVDにはDVDの、1日中家で悶々としていた男にはその男の「現場」や「ライブ」がある。そこには必ず面白いドラマがある。そういう「現場」「ライブ」が好きだ。
そんな面白さに丁寧に光を当ててくれる映画と言えば三谷幸喜を真っ先に思い浮かべる。
「ラジオの時間」「有頂天ホテル」「マジックアワー」
現場の、ライブのドタバタと悪戦苦闘しながらプロの矜持を貫き通す人たち。誰でもがそれぞれの現場で、それぞれのライブを生きてる。歯を食いしばって頑張っている。そこにユニークな視点があって、リスペクトがあって、愛がある。そういう映画が好きだ。

そんなわけで、そろそろこの映画のタイトルを挙げてもネタバレ厳禁の掟には触れないと思うので・・・

「カメラを止めるな!」
をもう一度見返してみたい。出来れば劇場がいい。そこには劇場という「現場」でこの映画を見る「ライブ」がある。

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