清須会議

ギャラなど気にせず出演してくれるお抱え俳優たちを使って、普通に面白い映画は作れてしまう三谷幸喜がやっぱり期待通りの面白い映画を見せてくれた。 でも以前なら、もう5割増しで笑わせてくれたし、胸の辺りをギュッと掴まれるシーンをいくつも思い出せたような気がして。
「5割増しの笑い」の方は別に無くても構わない。もう小さなネタを仕込んで笑いを取るような作品を送り出す必要はないと僕も思うので。でも「胸ギュっ」の方はやっぱり諦められない。
友情だったり、矜持だったり、秘めた思いだったり・・・三谷作品からそういうエッセンスが無くなってしまうのだけは許せない。

で、ラストの柴田勝家をどう評価するかというところに行き着く。
人垂らし秀吉のパフォーマンスに「大儀である。」と答えて見せた勝家の本心は?
あの台詞が自らの運命を悟り、主君への忠義と矜持を胸に秘めた言葉だと感じることが出来れば良かったのだけど・・・。

もう一度、また面白い作品を撮ってくれることを期待しています。
2012/11/11

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