サマーウォーズ

「うちの一族は代々・・・」っていう台詞を自分の中に持っている人がどれくらいいるでしょうか。
僕の実家には僕のおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんくらいまでの写真が、この映画みたいにズラッと並んでいる部屋があります。最初に見たのは小学生の頃で、何だか不思議で、で、少し興奮したような憶えがあります。
今では夏休みに実家に帰ることは無くなりました。家に親戚が集まることもなくなって、辛うじて両親が迎え火を焚いて、仏壇に、お料具をお供えするくらいで、きっとそれも、彼等の代で最後でしょう。
現実の世界を飲み込むほどに肥大化した仮想空間よりも、むしろこういう日本の夏の風景の方が、より、この映画のファンタジーの成分なんだと思います。

延長15回逆転サヨナラの地区予選しかり、少年たちの真夏の大冒険しかり、甘酸っぱい初恋しかり。日本の夏には大人と子供をそっくりひっくり返してくれるような「奇跡」がよく似合います。
いや、こういう奇跡って確かにあるんだよね。そんな奇跡が本当に起こるから僕は少年と夏休みの組み合わせが大好きです。
2009/9/3

「夏映画」といえば?
https://cinemanokodoku.com/2018/06/06/summermovie/

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