2019年3月3日 / 最終更新日時 : 2019年3月3日 sudara1120 この森で天使はバスを降りた この森で天使はバスを降りた 映画の冒頭、パーシーは電話の相手に向かって見たこともない風景を天国のようだと語り、同僚にこう漏らします。 「人は真実よりも嘘を好むの」 そう、人は真実よりも嘘を好むのです。真実が時に人を傷つけ、オブラートに包んだ嘘は色々 […]
2019年2月28日 / 最終更新日時 : 2019年2月28日 sudara1120 キツツキと雨 キツツキと雨 映画と映画的なものへの愛情を、憎らしいほどの映画の文法(小気味良い編集とか、とぼけた味の引きのショットとか)で撮り切ってくれました。 面白い。楽しい。 現場の楽しさ、大勢の人が絡んで生まれるカオス、芽生える友情、プロフェ […]
2019年2月28日 / 最終更新日時 : 2019年3月2日 sudara1120 雨あがる 雨あがる 仕官の望みがなくなり宿を去る浪人夫婦。夜鷹の女は「何かお礼をしなくては!」 「是非何かお礼がしたい。」そう思ったのでしょう。彼女がこんな風に人に感謝する気持ちになったのは久し振りのこと。一生懸命考えて、考えて、旅支度をす […]
2019年2月28日 / 最終更新日時 : 2019年2月28日 sudara1120 「雨が印象的な映画」といえば? 「雨が印象的な映画」といえば? 自他共に認める雨男で、最近は娘たちにも雨降りの責任は僕にあると厳しい追及を受けている。 雨が印象的な映画といえば、まずタイトルから入って当然「雨に唄えば」。 心の通い合った二人の夫婦が清々しい「雨あがる」。 雨上がりが清 […]
2019年2月28日 / 最終更新日時 : 2019年2月28日 sudara1120 湯を沸かすほどの熱い愛 湯を沸かすほどの熱い愛 強くて、優しくて、前向きで、真っ直ぐで、人の痛みが分かる子になって欲しい。生きている間に、死ぬ寸前まで、それを教えて、自分がこの世からいなくなった後も、そういう風に生きていけるようになって欲しい。いつもそう思っているし、 […]
2019年2月28日 / 最終更新日時 : 2019年2月28日 sudara1120 「親子の絆」といえば? 「親子の絆」といえば?(「クレイマー・クレイマー」「幸せのレシピ」「湯を沸かすほどの熱い愛」) 親は少しずつ子に育てられて、少しずつ親になっていく。特に父親はそうだと思う。「クレイマー・クレイマー」のダスティン・ホフマンが映画の最初と、最後に、それぞれフレンチトーストを作るシーンが好きだ。(卵を片手で割って)時々カ […]
2019年2月20日 / 最終更新日時 : 2019年2月20日 sudara1120 十二人の怒れる男 タイトルに数字が出てくる映画といえば? 「2/デュオ」 「セブン」 「ミッション:8ミニッツ」「八日目の蝉」 「12人の怒れる男」 「12人の優しい日本人」 「13デイズ」 「64」 「(500)日のサマー」
2019年2月20日 / 最終更新日時 : 2019年2月20日 sudara1120 十二人の怒れる男 12から8へ(「十二人の怒れる男」「ミッション:8ミニッツ」 「8ミニッツ」の主人公はまず国家に仕える軍人として使命を全うしました。 ここまでは愛国心と使命感を持ったヒーローの物語。 その後はパーソナルな物語。彼が最後に選んだのは父親への感謝と、人々が笑うささやかな日常、そしてその […]
2019年2月13日 / 最終更新日時 : 2019年2月13日 sudara1120 マイケル・ウィンターボトム バタフライ・キス 過去を回想しながら我々に語りかけるミリアムは、まっすぐに前を見つめています。そこにはユーニスと出会った頃の怯えた小猫のような様子は欠片もありません。あの彼女の強さは一体どこから来ているのでしょうか? 二人が初めて車の中で […]
2019年2月13日 / 最終更新日時 : 2019年2月13日 sudara1120 マイケル・ウィンターボトム いとしきエブリデイ いかにもウィンターボトムらしい、どこまでも人間臭い登場人物たち 狡さや汚さを抱えて日々を生きていく。 でも真ん中にあるのは子供たちのことを愛しいと思う気持ち。 ギリギリのところでそれを支えている。それに支えられて日々を生 […]