2018年10月11日 / 最終更新日時 : 2018年10月11日 sudara1120 月とキャベツ 月とキャベツ 数々の極々個人的な障害を乗り越えて何とか劇場公開中に見ることが出来た。 無理して見に行って良かった。 一番最初の方で、ギターの弦の擦れる音を聞いただけでああ良いなあと思ってしまいました。ハーモニカ、アコーディオン、ピアノ […]
2018年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月10日 sudara1120 楊徳昌(エドワード・ヤン) 一瞬を永遠に(「ちはやふる」) 「ちはやふる」の三部作を改めて見返してみようと思い立ち「上の句」の冒頭を再生すると広瀬すずの声が現在よりもかなり幼く聞こえて少なからず驚いた。 演技なのか、2年の歳月なのか。どちらにしても彼女にとって、その瞬間にしか演じ […]
2018年10月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 sudara1120 「青春映画」といえば? 経験を超えて(「ちはやふる 結び」) 「ちはやふる 結び」をDVDで再見した。 「こんなキラキラした青春は実際にはない。」と言う人もいる。だけど・・・ 経験を超えて深い記憶や、後悔や、憧れと結びついて、何かをもう一度呼び覚ましてくれるような作品もある。 そう […]
2018年9月29日 / 最終更新日時 : 2018年9月29日 sudara1120 GO 壁をぶち破れ(「GO」) 「左腕を真っ直ぐ伸ばしてみな、ボーイ。そのままぐるっと一周してみろ。その円の大きさが、だいたいお前っていう人間の大きさだ。円の中に閉じこもってれば、傷つかずに済む。そういう生き方をお前、どう思う?」 「ダセぇ」 「ボクシ […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月25日 sudara1120 3月のライオン 一つのところに止まる(「3月のライオン」) 豊川悦司さんがとにかく良い。 将棋が全て。将棋しかない人。全ての物事を将棋を通してのみ考え、言葉にする人。 自分の子供に香子、歩と名前をつける。 どこまでも生真面目で不器用な人。 道に迷う娘に「将棋以外の人生もある。」と […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月25日 sudara1120 3月のライオン もう一度過去に出会う(「3月のライオン」) 自分の大切な人と、実際にはなかった「共通の体験」を過去にまで遡って持つことが出来たら、その時のお互いの気持ちの揺れまでを共有することが出来たら、どんなにいいだろうと思うことがある。 同世代ならば、その時その時のトピックを […]
2018年9月24日 / 最終更新日時 : 2018年9月24日 sudara1120 親愛なる日記 親愛なる日記 最近、自分の日記を公開する人が増えていると聞きますが、僕はまだ見た事がありません。でも日記を書くという行為はそれを公開するにしても、しないにしてもどんどん内側にこもっていくというより、むしろ外界との関わりを意識したもので […]
2018年9月23日 / 最終更新日時 : 2018年9月23日 sudara1120 デヴィッド・リンチ ストレイト・ストーリー 久し振りに飲んだビール。よく冷えた“ミラー・ライト”。 もう少しで再会することの出来る兄に、一体何を話せばいいのだろう?長い旅を経て彼の分身となった66年型のトラクターがそんな心情を代弁してくれました。 自らの肉体の衰え […]
2018年9月22日 / 最終更新日時 : 2018年9月22日 sudara1120 「青春映画」といえば? 果てへの切符(「幕が上がる」) 「宇宙の果てには決して辿り着くことは出来ない。しかし僕らの手には、そこへ行く切符だけはある。」 「幕が上がる」の中で志賀廣太郎さん演じる国語教師が「銀河鉄道の夜」を引用して語る言葉。 文学も相対性理論も演劇も映画も、そし […]
2018年9月20日 / 最終更新日時 : 2018年9月20日 sudara1120 猫が行方不明 猫が行方不明 この映画の舞台はフランスの田舎町なのでしょうか。昔気質の人情のようなものがまだ残っています。どこの国にでもある地上げのせいでそれも失われつつあるようですが、これもまたどこの国にでもいる昔気質の人達(マダムルネと愉快な仲間 […]