2020年7月11日 / 最終更新日時 : 2020年7月11日 sudara1120 男はつらいよ いつまでも美しい君へ(「男はつらいよ お帰り 寅さん」 いつまでも若い容姿でいることを持て囃して「美魔女」なんて呼んだりする。美しいことはとても大切なことだけど魔女である必要はない。その人の美しさは、その人が歩いてきた道程や、出会ってきた人や、積み重ねてきた日々がそのまま現れ […]
2020年6月24日 / 最終更新日時 : 2020年6月24日 sudara1120 花とアリス オーディションといえば? 実は本編はあまりよく知らないのだけど「フラッシュダンス」のラストのオーディションは何度も見ている。実に80年代っぽい(審査員のリアクションとか)あのシーンの一番良いところは、ジェニファー・ビールス演じる主人公が開始早々に […]
2020年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年6月14日 sudara1120 おかえり おかえり 正確な言葉の意味も分からず、「静謐な映画」を見に行こうと決めて映画館に向かった。今思うとこのコピーは、「眠る男」か「幻の光」のものだったような気もするが、結果としてこの表現が、ぴったりとはまる映画だった。夜眠れない時に、 […]
2020年6月14日 / 最終更新日時 : 2020年6月14日 sudara1120 2/デュオ 2/デュオ 胸を締め付ける映画は沢山あります。でもこの映画みたいに胸の一番奥の奥の方だけを締め付ける映画は見たことがありません。 二人の時の自分は、一人の時の自分よりももっと奥の奥の方にいる自分なのかもしれません。 今年の邦画ベスト […]
2020年6月11日 / 最終更新日時 : 2020年6月11日 sudara1120 M/OTHER M/OTHER 階下で罵り合う男と女。初めて知る「他人」という異物との関わりのなかで彼はきっと、体中の神経を集中させて父とその恋人の言葉を聞いていたのではないでしょうか。 相手のことを考えているようで、いつのまにか自分のことしか考えてい […]
2020年6月8日 / 最終更新日時 : 2020年6月8日 sudara1120 オープニングの音楽といえば? オープニングの音楽といえば? 「Do the Right Thing 」のオープニングはPublic Enemy の「Fight The Power」をバックに黒人女性が力強いステップを踏む。これから始まる映画から目を離すな、という強烈なメッセージを […]
2020年5月30日 / 最終更新日時 : 2020年5月30日 sudara1120 魔女の宅急便 魔女の宅急便 二人の娘の8歳の誕生日に彼女たちと一緒に「魔女の宅急便」を見た。随分昔にVHSで見て以来。彼女たちが生まれてから感じ方がガラリと変わった映画は他にも沢山あったけど。13歳の旅立ちはあまりにも早過ぎるけど、早かれ遅かれ、大 […]
2020年5月20日 / 最終更新日時 : 2020年5月20日 sudara1120 君の名は。 「みんなを救う?ひとりを救う?(「君の名は。」「スーパーマン」「トリコロール 赤の愛」) 「君の名は?」の二人は空間と時間を超えて出会って町の人たちみんなを救う。 あそこで救うのが「みんな」なのか「きみ」なのかで作品の性格はかなり変わっていただろう。 社会起業家を目指す人、エシカルであることを自分のスタイル […]
2020年5月17日 / 最終更新日時 : 2020年5月17日 sudara1120 男はつらいよ ずっと家にいるけど時間がない僕(と君)を支えてくれる映画の記憶の話 家にいる時間は長くなったけど、新作を見る機会はなくなり、自然と旧作に目が行くわけだけど。「在宅ワーク」という名前の、よりストレスのかかる労働(本当に資本主義というシステムは・・・)と、もう2か月以上学校にいけず退屈を持て […]
2020年5月13日 / 最終更新日時 : 2020年5月13日 sudara1120 ガッジョ・ディーロ ガッジョ・ディーロ 歌と酒と、そして自由をこよなく愛するロマの民。彼らの愛する自由は僕たちのそれとは全く別のものです。 自由であり続けることは、その一方でガチガチの不自由を自らに強いることでもあるのですが、その事を知っている人、その事に気づ […]