2020年10月10日 / 最終更新日時 : 2020年10月10日 sudara1120 あの頃ペニー・レインと あの頃ペニー・レインと 痛々しい挫折感とは無縁の青春映画、これ以上はないという程の直球勝負でした。邦題では中心に据えられているヒロインのペニー・レインですが、「年上の憧れの女性」としては輝きがもう一つに感じられました。多分、彼女自身、大人になり […]
2020年9月27日 / 最終更新日時 : 2020年9月27日 sudara1120 弱虫ペダル 弱虫ペダル 勝利の喜びを知らない人はいても負けた悔しさを知らない人はいない。大抵の場合、勝者は多数の敗者の上に存在する。純粋なトーナメント戦なら、ただ一人の勝者を除いてその他の全員が等しく1度だけの敗北を味わうことになる。敗北は殆ど […]
2020年9月9日 / 最終更新日時 : 2020年9月9日 sudara1120 「夏映画」といえば? サマーウォーズ 「うちの一族は代々・・・」っていう台詞を自分の中に持っている人がどれくらいいるでしょうか。僕の実家には僕のおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんくらいまでの写真が、この映画みたいにズラッと並んでいる […]
2020年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年8月29日 sudara1120 あの子を探して あの子を探して 赤いほっぺの上を不器用に零れていく涙。小さな村の小さな女先生の必死の呼びかけ。予告編で何度も見ていたのに、やはり涙腺が反応してしまいました。彼女の呼びかけはホエクーだけでなく、国中の人に届き、善意の寄付が寄せられ貧しい村 […]
2020年8月16日 / 最終更新日時 : 2020年8月16日 sudara1120 「青春映画」といえば? 花よりほかに知る人もなし(「ちはやふる」) もろともにあはれと思え山桜 花よりほかに知る人もなし 誰もいない校舎に残って練習をしていた仲間と静かに語り合う。流した汗や涙を知る人はいないけど、共に戦った仲間だけはそのすべてを知っている。そんな絆の歌として語られる。そ […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2020年8月11日 sudara1120 この窓は君のもの のぼる小寺さん 人の心を元気にすることが出来る人。 リアル小猿よろしく校舎をスルスルとよじ登り、風船を手渡ししてあげる小寺さん。静かで爽やかで鮮烈な、夏の青空と白い雲のような、何度でも見たくなるシーンでした。 中学の頃、僕も卓球部で、校 […]
2020年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年8月5日 sudara1120 「夏映画」といえば? 奇跡 一番好きなのは突然現れた子供達に一晩の宿を提供してくれる老夫婦。夏になれば必ず家に帰ってきてくれると思っていた娘と、もう会わなくなってしまって何年もの歳月が経って。「昔を思い出すなぁ。あの子そっくりだったなぁ。」失われて […]
2020年7月22日 / 最終更新日時 : 2020年7月22日 sudara1120 シャンドライの恋 シャンドライの恋 夫との悲劇的な別れから、彼女は女性としての情念を自ら封じ込めてしまったのでしょう。彼女は情念の代わりに理性を選び、全ての物事を頭で理解し解決しようとします。恐らくは無意識のうちに。 彼女にとっての夫の存在はその時から「尊 […]
2020年7月21日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 sudara1120 パーマネント野ばら パーマネント野ばら なんでこんなに寂しいんだろう?失ってしまった何かをずっと探し続けているから出会えるはずのない貴方をずっと思い続けているから 人は二回死ぬのだそうだ。一回目は生きるのをやめたとき。もう一回は誰の記憶からも忘れ去られてしまっ […]
2020年7月11日 / 最終更新日時 : 2020年7月11日 sudara1120 男はつらいよ いつまでも美しい君へ(「男はつらいよ お帰り 寅さん」 いつまでも若い容姿でいることを持て囃して「美魔女」なんて呼んだりする。美しいことはとても大切なことだけど魔女である必要はない。その人の美しさは、その人が歩いてきた道程や、出会ってきた人や、積み重ねてきた日々がそのまま現れ […]