2021年8月22日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 アルノー・デプレシャン あの頃エッフェル塔の下で 男の愚かさ、可愛さ、優しさ、切なさを描かせたらデプレシャンとアマルリックのコンビは最強だと思う。 ウッデイ・アレンの「ギター弾きの恋」を思い出したりもした。記憶に対してのこのアプローチは実に男性的で、こんな風に引き出しの […]
2021年8月22日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 sudara1120 風の谷のナウシカ 風の谷のナウシカ 娘たちと「風の谷のナウシカ」を初めて見た。「難しくてよく分からないことも多かったけど、なんだか凄かった」が彼女たちの感想。検索すればすぐわかるものではなく、答えがなくて、なんだか分からないものに触れるのはとても良いことだ […]
2021年7月18日 / 最終更新日時 : 2021年7月18日 sudara1120 エドワード・ヤンの恋愛時代 「ハートのエース」の映画 1本の映画との出会いが、その人を救う。実際には、その作品が救ってくれたのではなくて「救われたことを実感できた」とか「救われるきっかけをもらった」ということなのかもしれませんが、結局の所、ありとあらゆる出会いの偶然は、内な […]
2021年7月7日 / 最終更新日時 : 2021年7月7日 sudara1120 Mr.&Mrs. スミス Mr.&Mrs. スミス 旅先で美味しい店を手っ取り早く見つけるコツというのを聞いた事がある。駅の近くの割と悪くない場所でこじんまりとした店構え、そして夫婦二人でやっている店。これが当たりが多いらしい。 「結婚は2回目なんだ。」ブラピのこの台詞が […]
2021年6月22日 / 最終更新日時 : 2021年6月22日 sudara1120 めぐりあう時間たち 列車を待ちながら(「めぐりあう時間たち」) 家族で出かけるときは妻の運転する車のことが大半で、妻が不在の時だけ電車やバスや徒歩になる。僕は免許を持っていない(パパは“使えない”というのが我が家での評価)。ずいぶん大きくなったとはいえ、小学生の娘二人と電車やバスで移 […]
2021年6月16日 / 最終更新日時 : 2021年6月16日 sudara1120 アモーレス・ペロス バベル たとえば聾唖の少女であったり、言葉の通じない土地で銃撃に遭った妻を必死に救おうとする夫であったり、荒野に放り出されて助けを求めてさ迷うメイドであったり。意志の疎通が思うようにはかれない特殊な状況に置かれた登場人物たちの苦 […]
2021年6月3日 / 最終更新日時 : 2021年6月3日 sudara1120 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 実はとても可愛らしい映画。 矛盾だらけ、欠点だらけの人々同士が引き起こす化学変化。 予告編を見る限りでは、もっとシニカルでもっと癖のあるキャラクターがアクの強い演技をする映画なのかなぁと思っていたのですが、思いのほか後味 […]
2021年5月19日 / 最終更新日時 : 2021年5月19日 sudara1120 ターミネーター3 ターミネーター3 今年はマトリックス、チャーリーズ・エンジェル、そして本作と、SFXてんこ盛の大作が目白押しで、すっかり“これでもか!”のアクションシーンをケラケラ笑いながら見る喜びをおぼえてしまいました。いやぁ、面白かった。僕は3本とも […]
2021年5月14日 / 最終更新日時 : 2021年5月14日 sudara1120 楊徳昌(エドワード・ヤン) Jam 「何でもないわ。花屋さんがお花を届けてくれたの。」 こんな上手な嘘を、あっさりと、さり気無く言える人を僕は知りません。素敵でした。 でも僕は嘘をついた本人ではなくて、それを聞いていた若者のほうが羨ましいと思いました。さら […]
2021年5月2日 / 最終更新日時 : 2021年5月2日 sudara1120 小便小僧の恋物語 小便小僧の恋物語 ちょっとだけ知ってたストーリーから、冒頭のシーンを見て少年時代のハリーの役者さんは、主人公の方にそっくりで、うまい子を選んだなあと思ってみていました。で、やがて訪れるであろう「突然の死」を待ち構えていたのですが、まずはお […]